今回は、2016年製作の映画「メッセージ」(Arrival)をご紹介します。
Youtubeやブログで紹介されているのを立て続けに目にしたので、なにかメッセージがあるのかな?(笑)と思い、見てみることにしました。
スピリチュアル好きな方々には、よく話題になる映画だと思います。
あらすじ
世界各地に謎の宇宙船が現れ、言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)、物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)、アメリカ軍大佐のウェバー(フォレスト・ウィテカー)たちが調査を始める。
ルイーズとイアンはウェバーらが指揮する宿営地に加わる。そこでの任務は宇宙船の中にいる2体の地球外生命体「ヘプタポッド」の飛来の目的を探ることだった。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
Cocoの感想
早速ですが、若干ネタバレもありにて、以下、感想をお届けいたします。
全体的に、暗い雰囲気です。その空気感が「インターステラー」に少し似ていると感じました。
テーマのひとつも「インターステラー」に通じるところがあり、時間の概念がテーマとなっています。
「現在・過去・未来」
時空を超えるといいましょうか。
そんな様子が描かれています。早速ネタバレですみません。。
わたしたち人間は、未来がわからない。現在を生きています。
もしかしたら、それって、神様からもらったギフトなのかもしれません。
未来はわからないけれど、わたしたち人間は、日々、みんな、どんな人も、よくなっていっている。スピリチュアルではよく言われることですよね。
真理だと思います。
よくなっていっているとわかっているから、未来がわからならくても、それをドキドキワクワクして過ごせる、冒険の旅なのではないかと、改めて思ったのです。
ストーリーの中で徐々に明らかになってくること、それは、主人公のルイーズは「未来がわかる」こと。
そして、その未来には、悲しい出来事が待っていたりするわけです。
その点、切ない物語です。
一方、「未来がわかる」描写の仕方は、素晴らしいと思いました。
実際には、なかなか体験できない状況を、自分ごととしてイメージできるような形で、目に見えるように描いてくれているのは、三次元で生きる私たちには、貴重な表現だと思います。
後半、最後の方ですね。電話のシーンや、言葉が「わかる」シーンです。
次元をあげてイメージしてみると、わたしたちにも同じことが起こっていると思うわけです。
未来からのメッセージ。届いていると思うのです。(希望w)
そういう視点で見ることができるのが、スピリチュアル的だといわれる所以なのでしょう。
メッセージとは
さて、日本語のタイトルにもなっている「メッセージ」とは、いったい何だったのでしょう?
様々な解釈があることでしょう。
個人的には、ありきたりではありますが、やはり「みんな」「協力して」「平和」。
時代的にも、give & takeはもう古いわけですし、win-winも形を変えてきている。
give & giveそして、win-win-win、三方良しが言われる時代。特に若い世代はそうでしょう。
資本主義、競争、見せかけの民主主義なんて、もう誰も信じない。
ストレートに、純粋に、平和を伝えていると思いました。
世界各国もしうですし、いわゆる宇宙人と地球人もそう。
そして、個人と個人、さらに、自分自身と自分自身。
そう、もうひとつのメッセージは、「今を生きる」こと。
未来に悲しいことが起こるとわかっていても、今を味わうことは尊いこと。
未来に悲しいことが起こるとわかっていても、今は、今しか味わえないこと。
そう思うと、未来の心配をしてみたり、起こってもいないことを不安に感じたりするのは、やめよう。
そんなふうに思います。
みなさんは、どんなメッセージを受け取られたでしょう?
みなさんの未来が、美しく、輝かしいものでありますように。
そして、みなさんの今が、美しく、輝かしいものでありますように。