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【読書日記】『診療室にきた赤ずきん 物語療法の世界』

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『成熟のための心理童話』を探していたら、「オススメ」に出てきて知りました。
なんとなく、その場でポチっとしてしまった一冊です。

とても、興味深く読め、良書です。

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目次

あらすじ

著者である大平健氏は、精神科医です。
1990年代に、雑誌『看護技術』(メヂカルフレンド社)に連載されたお話が基になっています。1994年、早川書房より出版されました。

「むかしむかし、あるところに…」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。(本書より引用)

Cocoの感想

とても興味深く、面白く、読ませていただきました。非常に良書です。

1994年に、出版されていたとは思えないくらい、現代にもそのまま通ずる内容。
裏を返すと、それくらい、精神科のイメージには、変化がないのかもしれません。

特に現代では、「少し」心を病む状況というのは、誰にでも起こりうること。
職場の人間関係、仕事のプレッシャー、世にはびこる完璧主義、過剰サービス、ワンオペ子育て、親の介護、物価上昇などなど、ストレスの原因となりうる事象は枚挙にいとまがありません。

本書では、患者との面談の風景を、物語仕立てで綴っているのですが、なんだか「わかる~」「あるよね、それ」みたいな相槌を打ちたくなります。状況は全然違っても、です。

そして、本書を読みながら、わたし自身にも少し癒しが起こったように感じます。

まるで自分も、本書に登場する患者になったかのように、生きる希望をもらえるような一冊。

オススメです。

こんな方にオススメ

  • 最近、ストレスを感じている方
  • 繊細な方
  • 心理学などを学んでいる方
  • 心理学などが好きな方
  • カウンセラー、コーチングなどされる方
  • 看護士など、患者と接する医療系の方
  • 本が好きな方
  • 人の心、自分の心に興味がある方
  • 勉強好きな方

正直、すべての人が読んでおいて良いのでは?と思うような本でした。
文庫本で200ページほどです。とても読みやすく、旅行などのお供にも重くないのでw、本当にオススメです。

まとめ

いかがでしょうか。

今回、イチオシですw
多くの人は、人間関係や、ストレスなど「精神」にかかわることで思い悩む経験をすること思います。

そういうとき、このような本はとても優しく、しかも専門家が、寄り添ってくれる。
素人の知ったかぶり的な「余計なお世話」感もありません。

一家に一冊、オススメします。

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